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 はじめての石見銀山 タイトル−未来へ

石見銀山は、来て楽しい、見て面白いテーマパークではないし、ひとつの建物や
構造物を見て、簡単に終わる世界遺産でもない。煌びやかでも荘厳でもない龍源
寺間歩も、関心も無く急ぎ通り抜ければ、僅か5分で終わる。
しかし、時間がないとはいえ、暑い日、寒い日、わざわざ遠路はるばる出かけ、
<来たことにする、見たことにする>では勿体無い。

もちろん、それも人それぞれの観光で、私が皆さんに物申すことではない。だが、
そんな流れを目にするとき、<知ってほしい、見てもらいたい一地元人>として
本当に残念な思いだ。

遺跡の保護、保全はもとより大切だが、世界遺産だと飾る前に、遺跡の本来的
価値を広く伝え、理解を深める努力もまた、地元に課せられた責務でもある。
同時にそれも、ある種の<お持て成し>かと、勝手に思うところだ。
ただ、専門家のそれには及ばないが、多少のアドバイスになればと思いつつ・・・。

ご来訪の皆さん有難うございました。
そして是非またお越し下さい。
次回は、多少の時間的余裕と、ネット検索での予備知識と、歩き易いスニーカー
でどうぞ・・・。

くどくて恐縮だが、龍源寺間歩157メートルの坑道は、石見銀山遺跡への入り口
でしかない・・・。とはいうも、果たして見るほどの何がここにあるのか・・・?


 500ヘクタールにも及ぶ、遺跡のコア・ゾーンのなかには、

  1. 産業遺跡の核心である<仙ノ山一帯の遺跡群>
  2. 鉱山活動を政治・経済の面で支えた鉱山街の名残<町並み>
  3. 人や物が行き交った日本海に続く二筋の<銀山街道>
  4. 日本海に残る<交易の港と港町>、戦国期の砦<山城跡>
  5. さらに、<信仰と鎮魂の記憶>、<歴史を抱く遺跡と、自然と、
    人々の今の暮らし>・・・等々

 この、歴史と、自然と、人の暮らしこそが、


  <石見銀山遺跡とその文化的景観> だ。

 

 ■石見銀山の概要
 ■名称の由来
 ■開発の歴史(1)
 ■開発の歴史(2)
 ■灰吹法とは
 ■世界遺産たる価値

 
 龍源寺間歩について
 ■龍源寺間歩とは
 ■龍源寺間歩の内部(1)
 ■龍源寺間歩の内部(2)
 ■龍源寺間歩の内部(3)
 ■当時の採掘環境
 
 石見銀山あれこれ
 ■当時の人口について
 ■無駄にも思える大きな通路
 ■産出量・含有率
 ■坑内の明かり
 ■石見銀山ねずみとりの真実
 ■鉱山労働を支えた人々
 ■石見銀山の法制史
 
 動画でみる石見銀山
 ■石見銀山シリーズ(現13編)
 ■世界遺産センター紹介
 ■熊谷家住宅
 
 地元人の想い
 ■石見銀山の真の価値とは
 □想い

 

 

 

 

 


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