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はじめての石見銀山 | 坑口を入って、新旧坑道合流地点から僅か先の左壁面に、縦に細い二本の溝が
低い天井に用心しながら進むうち、暗さに目が慣れ辺りを見渡すと、明かりに浮か 坑口から2本目の左右対象に延びる<ひ追い坑>がそれだ。
<ひ追い坑>とは、当時、鉱脈を<銿(ひ)>と言ったことから、これらの 一方の天井を深く高く掘り込んでいるのは、鉱脈痕の証しだ。 また、通路の天井にも採掘痕があることから、入口から掘り進むと、ここに大きな 進みながら、壁に<灯り>でも置いたのであろうか、小さなテラスがあったりする。 そこでつい、小さな窪みが訳ありげに思えて、壁面に目を凝らすと、小さな穴に 無機質な暗闇にホッと心和むのは、私だけだろうか。
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■石見銀山の概要 ■名称の由来 ■開発の歴史(1) ■開発の歴史(2) ■灰吹法とは ■世界遺産たる価値 |
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龍源寺間歩について | ||
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石見銀山あれこれ | ||
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