路草トップイメージ

  >>みちくさへの誘い > 往路(8) 休役所跡〜新切公園 合流点

 往路(銀山公園 発) 休役所跡〜

【 休役所跡 】 

 

 ここから30メートルほど山に入ると、休谷と呼ぶ谷で山吹城の説明版と、役所
 跡の石垣、また林の中には銀の貯蔵庫であった「御文庫跡」、城大手の最初の
 防衛施設で火薬などを収めた「煙硝蔵跡」のほか、幾つかの寺の跡などの微か
 な痕跡が残る。

 ただし、登山道を外れると足元ぬかるみ現時点危険だが、重要な場所であった
 ことを紹介する。

【 杉木立 仙ノ山 】 

   

 先の竹藪を過ぎて少し開けた正面に見える山が、石見銀山<仙ノ山>だ。
 目指す龍源寺間歩は、この山の麓にある。

 いつもここで得意になって話すのが、
   「 皆さん石見銀山という山はないんですよ〜 」 ・・・だ。
 多くの方が「え〜?!」と怪訝な顔をする。それが面白いのだ・・・。

 また、
   「 これからご案内する龍源寺間歩は、銀山ではなく銅山なんですよ〜」
 とも話すと、「え〜何で〜?!」となる。

 詳しくは、〔前の項〕で述べたのでここでは割愛する。

【 新切公園 合流点 】 

   

 ここは、町に一番近い位置にある坑道跡で、江戸時代に開発された新切間歩
 の入口にあたる。「新切公園」との名はついていないが、四阿(あずまや)や、
 手洗いもあり、何より四季の彩りは格別で、狭いながらも十分に「公園」と呼ぶ
 に値する。

 自然の木立だが、辺りの雑木林の中にあって、特に新緑と紅葉の季節は、
 思わず息をのむほどだ。また、夏の緑と、銀山川のせせらぎと、蝉しぐれは、
 涼を誘う。また秋には、川の苔むした岩の上の紅葉の葉と水の流れは、まるで
 奥入瀬渓谷のようですよ〜などと、悪い冗談をいう。

 この先の橋が、銀山橋からの遊歩道との合流点だ。

 ▽銀山公園 〜
 ▽蔵泉寺口番所跡〜
 ▽地役人遺宅 渡辺家〜
 ▽下河原吹屋跡〜
 ▽豊栄神社〜

 ▽極楽寺〜
 ▽山吹城大手口〜
 ▼休役所跡〜
 ▽白米ケ谷〜

 ▽間歩群 甘南備坑〜
 
 復路(龍源寺間歩 発)
 ▽順勝寺跡 〜
 ▽新切間歩〜
 ▽清水谷精錬所跡
 ▽安養寺 鏝絵〜
 ▽龍昌寺跡 宝篋印塔〜

 ▽大安寺跡 逆修塔
 ▽妙正寺跡〜

トップへ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Copyright since 2016 Team IwamiGinzan All Rights Reserved.